他塾のと比較・お母さんの視点・小学生の勉強など、7つのブログで学力向上委員会の考えをまとめました。
「凡ミス」ですませたら絶対ダメ
「凡ミスです」
コレをバツの原因にする子が多いけど、
そんなにカンタンに済ませられないよ。
aを入れ忘れたのは凡ミスか?
イヤ、違う!
それはa.an.theの使い方が理解できてないってこと。
問題の指示を見落としたのは凡ミスか?
イヤ、違う!!
それはお前さんが
時間配分を失敗してアセったか
演習量が足りないから慣れてないか
そもそも雑に読むクセがついてるんじゃないのか。
そこには改善すべき問題点があるんだ。
小中学生に悪気はない。
魔法の言葉「凡ミス」で
今まですべてかわしてきた。
それを検証しなかった大人もいけない。
でもね、
それじゃイイ方向には進まない。
停滞して同じ凡ミスを繰り返すのみ。
だからオッチャンはかならず問いかけるんだ。
なんで凡ミス
したのかな?
「覚えられません」って、どれだけやった?
覚えられませんって言うけど、
覚えなきゃいけない用語を
毎日100回書いて、
それでも覚えられないから
毎日500回書いて、
それに加えて
何回も声に出して唱えて
もうコレ以上できないってぐらい書きまくって、
それでも覚えられないなら仕方ない。
もうオレは何も言わん。
それをしたか?
してないならまずしてみ。
いつもそう返す。
昭和だな、この塾。
コレを踏まえたうえで中学受験を
どうしてみんな中学受験なの?
この辺りはイイ中学多いのに。
中学受験の塾は集団指導がほとんど。
週に3~4日弁当持参で通って
塾がない日は1日5時間も宿題やって
(実際コレだけやらないとキビシイ)
夏休みも長時間勉強で遊びも減らしてさ。
でもね
このカタチ、
本当にコワい。
本人はやった気になってるけど
(実際時間はかけてる)
身になってない場合が多々ある。
塾の先生はたくさんの子たちを教えてるから
(自分もそうだった)
一人ひとりの
どこが苦手で
どこで引っかかってて
どこからわかってないかを把握できない。
イイ授業を提供できても
それが身についているかの確認の時間はない。
だから子どもたちは
がんばってる熱量のわりに
理解してないことが多い。
小学校最後の2年間を勉強中心に生きたのに
成果が出ないのはそんな理由。
だれが悪くもなく
構造上そうなってしまう。
個別指導塾で中学受験を丸ごと見るのは
塾は先生が揃えられないし、
家庭は経済的負担が大きすぎてしまう。
だから今はコレしかない。
コレを踏まえたうえで
中学受験に臨んでください。
内申点は社会の縮図
通知表が中学生に渡された。
中学生の通知表は
合否に直結するから
ていうか
私立単願なら高校
が決まっちゃうから超重要。
それにしても、
定期テストでメチャクチャいい点数をとっても
5もらえなかったり、
そんなイイ点数でないのに
とっても良かったりってのが
スッキリせん。
が、反面
先生が何に重きを置いて
(提出物・小テスト・授業態度)
何をクリアすればどの数字をもらえるのか
どういうアピールをしておくと数字が上がるのか
を探って狙って対処すれば、
思った以上の数字になるっていう側面があって、
定期テストでイイ点数を取った子に
逆転勝ちも可能。
チカラがあるから必ずしも勝てるわけではない。
チカラがなくても勝つ方法はある。
内申点=
社会の縮図
って感じるのワタシだけかしら。