学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。

2017-03-02 08:00:00

定期テストの英語で点数を取るためには、

教科書の本文を暗記してしまうのがイイ。

生徒にとってはまあまあタイヘンですが、

テストの内容が、教科書を題材にしていますから当然です。

それだけではなく、この本文暗記は、

使い方によっては絶大なる効用があります。

 

例えば、中1生に

He (       ) (       ) sports. 

彼は本当にスポーツが好きです。

と空欄のある英文と日本語訳を示します。

生徒が・・・

①can likeと書ければ問題なし。

②can likesと書いていれば、【助動詞のあとは動詞の原形】の原則忘れが判明。

③like canと書いていれば、【助動詞のあとは動詞の原形】の語順原則忘れが判明。

④キャンライクと言いながら手が止まっていれば、発音と英単語が頭の中で結びついていないことが判明(英語の苦手な中1生はこんな子がけっこう多いんです。小学校で習ったローマ字に引きずられているんでしょうね)。

と、生徒の現状がハッキリわかるんです。

ハッキリわかればマルつけの際の解説も的確!

集団指導ではここまでのフォローは無理・・・。

一人と向き合う授業ならではの効用です。

ただやらせるのはもったいないですね~。