学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
ニガテな教科を
爆裂に伸ばすことは
なかなかタイヘン。
それが中2後半~3年だと
もっともっとタイヘン。
それでも
守備範囲を狭めて
マル取る場所を絞って
それを確実に取る算段をすれば
それは可能なんだけど、
ニガテな教科は手をつけたくない
のがその子のメンタル。
やってしまえば
特に数学なんてバコーンと伸びるんだけどね。
そんなこんなで
ニガテな教科はなかなかタイヘン。
だったらさ、
ニガテな教科は
平均点を狙うことにして
得意な教科を伸ばせばイイ。
得意ですと言いながら
答案用紙をつぶさに見ると、
抜け抜けでそうでもないことがよ~くわかる。
その抜けている箇所を押さえるだけで
グイっと点は伸びる。
ウチが5教科を見ている理由はそこにある。
5科合計で点数取ればイイ。
5科合計で内申取ればイイ。
苦手科目でも
2は取っちゃダメだけど、
3=真ん中取りゃあイイのさ。
とかくニガテ教科だけに目が行く。
それはとってもわかるけど、
それが最上の策ではないことが
コレでハッキリ。
まずは言われたとおりにやる。
なんでもかんでも従えなんて
まったく思ってなくて、
とりあえずは言われたとおりにやってみてほしい
ってことなのね。
取り組む教材も解き方も
言われた通りにやってね。
それができるようになってから
自分のアレンジを効かせて
取り組む教材も解き方も
自分の色を出してイイよ。
それでもさ
なにに取り組んでいるのかは教えてな。
把握していた方が
もっと価値を上げる手が打てるし、
エッジの効きすぎたテキストだと
逆効果になる可能性があるからさ。
解き方は授業中に確認するから
ま、教えてくれなくてイイや。
とにかくまずは言われた通り。
それで合点がいかないなら
話し合おう。
イチバンいいカタチを見つけたい。
コチラに内緒で
自分の(≒お母さんお父さんの?)判断で
自分のやりたいようにやって
コチラと足並みがそろわなければ
絶対コケる。
100%コケる。
勉強に限らず人生万般、
まずは言われたとおり
を実行しない人って
ズッコケてる気がする。
準備不足では負ける。
準備こそすべて。
そう思ってるのに
いつも準備してるのに
あることでコケた。
誰にも迷惑かけていないのが
せめてもの救いだが、
自分の慢心を現在猛省中。
入試が終わってちょっと気が抜けたか?
以後油断は一切しない。
点数良かったです~!
というキミのハッピーな顔が
じじいの気持ちをラクにさせてくれます。
もちろんね、
もっとやりゃあよ、もっとイイ点数だったべ!
全部宿題やってりゃあよ、もっとイイ点数だったべ!
小テスト大事にしてりゃあよ、もっとイイ点数だったべ!
そのつまらんミスなけりゃあ、以下同文
その超キホン問題落とさなきゃあ、以下同文
って気持ちはあるさ。
ま、じじいの思った通りに行くワケないのよ。
だからワタシは
ただただ
ウレシイのです。
定期テストで高得点を取りたいからって
難問ばかり取り組むのはイマイチ。
生徒が持ってくる定期テストの問題を見てみる。
で、難問が入ってるかよく見る。
難問が1~2問入っていて
その子がそれを取らないと1桁の順位に行けないなら
練習ガンガンすべき。
その子が学年20番ぐらい目指すなら
学校にもよるけど
難問の練習いらないかも。
取れる問題の範囲を徐々に広げながら
その範囲のなかにある問題を取れば
十二分にそれを達成できることが多い。
高得点取りたいから
ムズカシイ問題に取り組む。
その姿勢はエライと思うんだけど、
必要かどうかは人それぞれ。
ちゃんと見て
ちゃんと説明して
ちゃんと導く。
一人ひとり違うからタイヘンだけど、
それしなかったら塾じゃないよ。