学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
この時期は通常授業にプラスして
講習授業を行っています。
通常授業は学校のペースに合わせていますが、
講習授業はじっくり復習をしています(受験生は受験対策)。
生徒一人ひとりの解き方をじっくり見ながら、
勘違い・浅い理解・弱い箇所を探し指導していますが、
昨日は小6生の大きな勘違いを発見。
このままだったら中学数学で苦労してました、確実に。
発見できて良かった~!!
マンツーマンの良さですね(自画自賛)。
この時期は過去問演習です。
これを一人でやらせていてはダメ。
目の前で大問をひとつずつ解かせて、
問題の解説はもちろん、
生徒の癖と間違い方の確認と修正、
絶対得点すべき問題か否かの指摘、
補強すべき箇所の確認(その後の授業ですぐ対策)、
目標点との差の把握と必要なら軌道修正、
ばどなどをその場で行います。
過去問をやらせるだけ、
何回も繰り返させるだけの塾は
指導力危険度特大です。
今日も小6生と中3生と過去問演習です。
計算問題も難問も同じ5点。
すごく時間を費やして(=見直しの時間を捨てて)
難問を1問解くより、
確実な問題を見直しして点数を確保する方が、
100倍価値ある!
普段の勉強のときはこんなこと言いませんが、
入試直前の受験生には言いきっています。
昨日もそうしました。
難しい問題は捨てなさい。
キミは満点を取って合格するわけじゃないでしょ。
難問に時間を取られるなら、
基本問題を、
見直しをして確実に得点する方が絶対イイよ~。
昨日の授業で中3生に話しました。
今の努力も、本番での行動も、
ガムシャラだけでは合格しません。
ここも大事な指導ポイントです。
小6も中3も受験間近で気合いが入りまくりです。
それはいいことなのですが、
伸びづらい教科や得点が厳しい難問に入れあげても、
合格には近づきません。
だからこそやる気を削がないようにこちらがうまくコントロール。
これがとても重要です。
ただ「やれ!」なんて言ってる先生は、
合格責任者として不合格です。