学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
国語の記述問題を
自分でマルつけするのは
中学生にとってけっこうタイヘン。
テキストを作っているのはその道のプロ。
そんなプロが作った模範解答と
同じ答えなんて書ける訳ないっしょ~。
オジサンもムリよ~(ToT)
まずこの事実を伝えてあげないとね。
そのうえ生徒の答えを見て、
本文から必要な箇所を引っ張ってきてるか
できあがった文章はおかしくないか
漢字は間違えていないか
字数はクリアしているか
文末は聞かれているカタチで終わっているか
をコチラで確認しなきゃダメ~。
タイヘンなんだけど、
この真正面からの
コチラの対応でしか
生徒の記述力は上がりません。
問題解けばイイというのはスーパー暴論です。
今日も演習は少なめ。
説明のあと
キホン問題を1問解いて
ちょっと難しいのを1問解いて
コリャ大丈夫だな
とコッチが確信できれば
ハイそれで終わり。
怪しいなと思えば
さらに1問。
コレはよく出るひっかけ問題だから
やっといた方がイイなと思えば
そこで1問。
1問1問に意味
を持たせているから
ムダな演習時間はない。
先生1人に生徒2人の塾だったら、
塾の経営の都合上
授業時間の半分は演習時間になるけど、
(たっぷりの演習は自宅or自習でイイっしょ!)
ウチは1対1で
100パーセントその子しか見てないから、
ムダな演習時間はナシ。
今日も濃い授業になりました。
で、おっちゃんは今日もやたら元気でした。
宿題がむずかしくてぜんぜんできない。
終わってマルつけしても達成感がない。
教えてもらったあとも復元できない。
コレ、ワタシが中学生のときに思ってたこと。
今思えば、
ワタシの能力であのテキストはありえん。
今同じテキストの新版が教室にあるけど、
学年最上位の子しかやらせないもの~。
生徒の今にピッタリではない宿題なんて
労多くして功少なし!!
だからウチの教室、宿題が全員違う。
当たり前のことなんだけど、
どこの塾もやってない。
だって超タイヘンだから。
ワタシもタイヘンよ。
5教科全部だし、
ハチャメチャこだわって出すから(ToT)
でも絶対ゼッタイ必要だから、
これからも続けまっせ~。
英作文に取り組むことの効用は…
超基本ルールの理解度がわかる
(主語の次は動詞だぞ)
学んだことの理解度がわかる
(受け身にbe動詞忘れんな~)
なにが足りないのかがわかる
(knowの過去分詞は覚えるしかないべ)
結局、次の一手が見つかる
(ルールはわかってるから単語の暗記じゃ)
テキストに載ってるからただ解かせてるなんて、
そんなの塾の先生としては完全アウト!
ムダな時間のために
授業料をいただいてはいない。
効果があるんだから、
効果のイチバン出るタイミングを見計らって、
パッと解かせるのが最良だよね。
宿題は宝箱じゃ!!
宿題を見れば
その子の理解の深さ
その子の考え方の傾向
その子の弱点
その子への次の一手のヒント
が詰まっとるのじゃ!!
だから宿題はチョーよく確認する。
今はLINE授業だから、
画面の向こうの生徒が
質問がないです~って言っても、
「む、あやしいぞォ~」ってときは
間違えた問題をぜんぶ言ってもらって
その子の状況をつかんでる。
まさか…宿題をやらせっぱなしの塾なんて
この文明社会に存在するのかぁ~。
そんなインチキ塾があったら見てみたいぞ~。