学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
テスト直前の弱点補強には要注意。
弱点補強は素晴らしい行動。
が、入試にしろ定期テストにしろ
テストは合計点で勝負。
弱点補強は時間がかかるのは当たり前で、
そうすると
本来得点がバチっとできる箇所への取り組みが
弱くなってしまう。
すると合計点は落ち、
順位が下がったり
入試なら落ちたり…。
ガムシャラに勉強する姿は崇高!
なれど、
それをそのまま放置してしまうのは
塾の先生としては未熟で無責任。
ワタシもよくよく気を付けています。
小5男子「計算間違えた~(満面の笑み)!」
でゴマかされませんぜ~。
ホントに計算違いか、超アヤシイっす。
試しに式を言わせてみると…。
ほらね、式がひとつ抜けてるさ~。
文章題の読み取りが甘い!
たくさん問題解かせるのは次の段階。
まずは間違えるか間違えないか
ギリギリの問題で悩ませる。
そうやって読み取る力をつけます。
丁寧に進めていかないと
せっかくの能力が開かんのです!
▲さっき終わった授業で感じたこと。
お子さんはケアレスミスが多いので、
点数がなかなか伸びません。
なんて言っちゃう先生はアウト!
ミスの原因は理解の浅さかもしれないよ。
実際に計算の方法をわかっていない子って多い。
通分して求めなければいけない文字式の計算を、
方程式を解くように
分母を消しちゃうってのが代表例。
中3でもたくさんいるんです。
ちゃんと子どもの答案見た~?
ってその先生に聞きたい。
さらに言うと
生徒がミスをするのは当たり前。
それをどれだけゼロに近づけるかが
塾の先生の力量。
解かせる問題を選び、
時間を取って解かせて、
間違えていれば検証をし解説。
で、さらに演習。
時間のかかる作業を
丹念にしたかい?って聞きたい。
冒頭のセリフが出てきたら、
それはおススメできない塾の証です。
最近保護者の方とお話ししながら、
ふとこんなことを思いました。
奇抜な方法なんてなくて、
ちゃんと授業をして
ちゃんと宿題の間違いを把握して
間違いの原因を明らかにしながら再度解説。
そのあとは
ちゃんと類題をたくさん解かせて
ちゃんと都度確認していく。
こうすればちゃんと点数は上がる。
中1の女の子は
今回の定期テストで
40点台から79点にアップ。
当たり前のことをちゃんとする。
これが学力向上委員会の特長です。
お子さまの現状をご存じでない
お母さんはけっこう多い。
仕方ないです。
子どもはお母さんに実態を隠しますし、
粉飾決算しますから(誰もが通る道ですね)。
ですからお母さんには
定期テスト・塾内テスト・通知表の数値と
志望校に必要な数値の差だとか、
各教科の間違え方と
間違えに潜んでいる問題点だとかを
(凡ミスではなく激しい勘違いが原因ですなど)、
ストレートにお伝えします。
そのうえで、
志望校に行くには何が必要かを
具体的にお伝えします
(オール4にするため次回数学80点必要など)。
マニュアル化された面談なんて
まったくの無意味。
お一人おひとりバッチリ準備して
明日の面談にも臨みます。