学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
そろそろ春期講習。
でもウチはこんな理由で
春期講習
しないんです。
①中3受験生は部活があるので日中の授業と自習はキビシイ
②中3受験生は例年よりかなり早めにすでに入試対策を始めてる
③前年度から継続の子はすでに新学年の内容にドップリ入ってる
④そもそも講習でたくさん授業する意味なんてないっしょ
春の講習受けるの「当たり前」って
思いこまされているかも…です。
「当たり前」のことって
当たり前じゃないときありますよォ~。
小学生に
トニカクタクサン
問題解かせること
止めませんか?
小学生の問題は
キソばっかりで簡単だから
タクサン解いて身につけちゃえばイイ、
なんてことは絶対にないんです。
高校受験で
短時間にたくさんの問題を
正解不正解問わず解けたら合格
っていうならそれでOK。
でもとーぜん違います。
高校受験の問題見たら
①問題をよく読んで
②問題作成者の意図をつかんで
③最適な解き方を考えて
④答えを紡いでいく
コレができなきゃ正解できないことがハッキリ。
トニカクタクサンの子は、
①問題を最後まで読まないで
②問題作成者の意図は思い込みと想像力でつかみ
③①②がズレてるからそもそも最適ではない方法で
④①~③がズレてるうえに早いだけの解答を作成
という子になりやすい。
小学生のときは
1問ずつ考え方を確認する。
どう考えるべきかを
その子の考えを聞きながら示していく。
理解できたら演習をする。
ニガテな箇所はキホンをガッチリ。
得意な箇所はレベルを上げる。
全部できるなんてないんだからそれ当然。
中学で出ない箇所はほぼスルー。
小学生には
そんなスタイルの塾を
探すべきです。
それ、ウチなんですけどね~
そのバツは
価値あるバツだよ。
考え方は合ってる。
計算も合ってる。
ただ、途中で数字を写し間違えただけなんだ。
次は気を付けてね。
できてるから心配ないぜ~!
1問のバツには
濃い中身がある。
それをただマルかバツかだけで判定するなんてどう?
1問ずつ見る。
どこが良くてなにを改善すべき明確にする。
そしてそれを伝える。
それが塾の役割だよね。
お代をいただいて
その子を預かってるんだから
そこまでしなきゃ塾の価値ゼロ。
オッチャンは見ている。
キミのチョットした変化を。
そしてそのチョットした変化が
大きな結果を生むことを確信している。
今までのみんなもそうだった。
宿題をすべて終わらせるようになった。
質問をちゃんとするようになった。
聞いたことをメモするようになった。
自習で昼寝しなくなった。
表情がキリッとした。
アイマイな物言いをしなくなった。
そんな子は変わっていった。
オッチャンは見ている。
期待しながら見ているよ。
なぜかいつの間に
みんながみんな教室から出るとき
コッチ向いて
ありがとうございました!!
って言ってくれる。
コチラこそ
ありがとうだよ~。
駅前に行けば大手の塾がひしめいてるのに
ウチみたいな小うるさい塾に来てくれてさ。
金髪のひげじじいがやってる塾だよ。
教室オモチャだらけよ。
有り難いのはコッチなんだよ。
それにしてもみんな礼儀正しいな~。
エライな~。
じじいは感心しちゃう。