学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
過去問を解くことは絶対に必要です(当たり前ですが)。
当会ではワタシの目の前で解いてもらっていますが(間違え方を確認するためです)、
その際に使っているのが「正答率」(ネットですぐ探せます)。
目の前の生徒の実力と正答率を見て、
解説すべきか(本番で得点してもらいたいもの限定)
無視しちゃうか(本番ではできそうなら見直し後の余った時間でのんびり解く)を
判別しています。
この時期にむやみに解説するのは時間の無駄。
本番で得点できるためだけの指導に「正答率」はとても有効です。
根拠なく「やればできる」「合格できる」なんて、
口が裂けても言えません。
入試間近の今は、
目標点を取るにはどこの問題を正解して、
そのためには今何に取り組んで、
どのレベルまでできるようになったらOKか。
つまり根拠と具体性が重要です。
精神的な励ましに終始したら塾の先生とは言えません。
とにかく計算だ!
算数・数学に苦労する小中学生のみなさん、
計算ができればマルの数がかならず増えますよ。
テストで点数が取れないと歎くだけ歎いたら、
落ち着いて答案を分析してね。
考え方が合ってても計算違いで失点してない?
たぶんしてるよ~。
みんなだいたいそうなんだ。
計算が大事だよ!!
※考え方がわからない場合は最初から一緒に勉強しようね!
この時期は通常授業にプラスして
講習授業を行っています。
通常授業は学校のペースに合わせていますが、
講習授業はじっくり復習をしています(受験生は受験対策)。
生徒一人ひとりの解き方をじっくり見ながら、
勘違い・浅い理解・弱い箇所を探し指導していますが、
昨日は小6生の大きな勘違いを発見。
このままだったら中学数学で苦労してました、確実に。
発見できて良かった~!!
マンツーマンの良さですね(自画自賛)。
この時期は過去問演習です。
これを一人でやらせていてはダメ。
目の前で大問をひとつずつ解かせて、
問題の解説はもちろん、
生徒の癖と間違い方の確認と修正、
絶対得点すべき問題か否かの指摘、
補強すべき箇所の確認(その後の授業ですぐ対策)、
目標点との差の把握と必要なら軌道修正、
ばどなどをその場で行います。
過去問をやらせるだけ、
何回も繰り返させるだけの塾は
指導力危険度特大です。
今日も小6生と中3生と過去問演習です。
