学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
ある子がさ、
1週間前におぼえてなかった知識をさ、
今日の授業ではおぼえていたさ。
社会苦手だけど
おぼえていたさ。
そんなちょっとしたことが
うれしいのさ。
涙出そうになるのさ。
あれ、疲れてる?
初老で涙腺ユルイ?
どっちもか。
勉強するのに塾行くのイヤ
小学生みんな同じです。
塾に行ったら
何時間も勉強させられる。
マシーンのようにやらされる。
そんなイメージですけど、
ウチは週1回50分。
チカラを入れるタイミングが
わかっているから、
小学生の今はチカラを入れすぎません。
わかることが大事です。
原理原則がわかると
問題が解ける。
この喜びを知ることが大事です。
そして、
小学生は中学の準備をすべきです。
アタマの準備と
勉強習慣=塾習慣作り。
コレがスーパー大事です。
国語を勉強する。
それはイイことです。
問題を解いて
正解で喜び、不正解で残念がる。
コレで終わっては
価値がありません。
その問題が何を意図しているのか?
正答の根拠は何か?
それは本文のどこに隠れているのか?
その探し方はどういう方法なのか?
たくさん問題を解くのではなく、
2~3問を生徒と意見をぶつけながら
正答にたどり着く。
コレが国語の勉強方法です。
コレができる塾ならイイと思います。
ウチの小学生の子は
毎授業の15分をこんなカンジで
国語に使っている子もいます。
小学生英語の
必要性が訴えられていますが、
それはどうかしら?
と思います。
小学校で勉強する英語で十分で、
中学英語のスタート時点で苦労している子を
ワタシは見たことがありません。
(苦労するのはbe動詞と一般動詞が出揃った頃で、
その苦労の因は小学校の英語にはありません)
英検5級、4級を取ることは
ひとつの目標としてはイイと思いますが、
高校入試にプラスになるのは英検3級以上。
英検3級は中3になれば
よほど英語がキライでなければ取れます。
4級5級は必要性が薄い、
3級は中3でフツーに取れる。
小学生が英語に
お金と時間と労力をかける意味は
だいぶ薄れます。
高校受験に力点を置くとそうなります。
高校受験に力点を置いたとき、
小学生の算数は
理解に重点を置きますので、
やみくもに問題を解くのは
どうかなぁ~と思います。
理解のない問題演習は
次につながりません。
同じパターンの問題の連続であれば
正解し続けることはできますが、
高校入試の問題がそんなはずはなく
定期テストの問題ですらそうではありません。
残念ながら
そんな子たちはある一定のレベルで
ピタッと伸びが止まります。
この難問を取って10点プラスして
ライバルに差をつけたい・・・はできません。
やみくもに解く子たちには
考えない習慣がついてしまっているからです。