学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
小学生は
塾に行ってる行ってないにかかわらず
自分は勉強ができない
とは思ってない。
学校のテストは
教科書で勉強した型通り。
プリント学習塾は
同じカタチの問題を何回も解く。
中受の勉強をしてる子は
難度が高いものを
(理解はできてなくても)
週3回塾で学んではいる。
できない結果が
見えないようになってるから、
小学生も安心
お母さんも安心。
ホントにできてれば
それでイイんだけど、
念のため
お母さんは聞いてあげてください。
その正答の根拠を
その式の根拠を
その選択肢の根拠を
その用語の意味を。
小学生だから
説明がうまくできないのは仕方ナシ。
それを考慮しても
ぶっ飛んだ根拠だったり
根拠ゼロだっだり
型通りに解いてるだけだったり
フィーリングで解いてたら、
今すぐ手を打った方がイイ。
残念だけど
結果は出ないし
そのあとも苦労する。
中受の子はそれでも突き進むしかないけど
高校受験で勝負する子は中学に入ってから
自信が崩れていく。
お母さんの安心も崩れていく。
コレを防ぐには
お母さんが
気づくしかない。
いつもイイ結果が出るわけではない。
成績(具体的には学年順位)が下がるときもある。
それでも光が見えるのは
下がってしまった原因が
ハッキリしていること。
宿題を終わらせないから
テキスト掲載問題の類題を落とす。
解説後に繰り返し解かないから
理解してたのに定着せずで落とす。
「なぜか」を考えないから
ちょっと目先を変えられると落とす。
小テストの準備をしないから
暗記すればイイだけの問題を落とす。
ぜんぶハッキリしてる。
ハッキリしてるってことは
次回同じことをしなければ
点数は取れるということ。
実際そうなる。
光②は
残念な結果になってしまった子が
なぜその結果になったのか
分析できるようになったこと。
さらに光③は
ホントは頑張ってないのに
「頑張ったのにくやしい」
とトンチンカンな発言をしなくなったこと。
自分に原因を求めるようになったことは
とっても大きい。
結果が出ていない子に
手応えを感じることは
イイかどうかわからないけど、
でもヤッパリ手応えを感じるんだ。
《続き》
中学生は定期テストの答案を見れば
ホンモノの理解を得ているかどうかは
スグわかる。
キケンなのは小学生。
学校テストはほぼほぼ型どおり。
教科書の問題とは
数字とシチュエーションが違うだけの
問題が並ぶ。
結果マルが多くなる。
できてるよ!
うん、できてる!
見た感じはその通りなんだけど、
ホントにわかってるかどうかは
大いなる疑問。
たまに聞いてみてください。
その正答に至る道筋を。
①「教科書の例題通りに解いた」
②「出てきた数字を並べただけ」
③独自の理屈にならない理屈で解いた
となったら赤信号が激しく点滅~!
勉強方法を検討する必要大アリです。
①~③に当てはまらない場合は
そのまま
プリント学習塾
自宅でのタブレット学習
一般的な一斉指導の塾
一般的な1対2の個別指導塾
を続けてOK。
①~③に当てはまった場合と、
もっと深く理解したい
もっと成績を伸ばしたいときは
別の選択肢を考えるべき。
ワタシはそう強く確信します。
正答に至るまでの道筋を
説明できるかどうか。
コレがメチャクチャ大事!
元素記号とか漢字とかは
一部の元素記号大好きっ子とかを除いて、
全国99%の中学生は暗記するしかない。
だけど
そんな純粋な暗記系以外は、
正答に至るまでの道筋を説明できる
=本物の理解
を手に入れなければダメ。
なぜかって?
高校入試の問題が
上っ面の理解ではなく
本物の理解を問うてるから。
入試に伴って
中学の定期テストもそう変化しているから。
《続く》
室町時代は3つのブロックに分けて考える。
南北朝の争い
室町幕府の安定
戦国の世の中
まずは「南北朝の争い」から。
鎌倉幕府に対する反感を結集した【 ① 】天皇が、【 ② 】・新田義貞・楠木正成などの武士のチカラで鎌倉幕府を滅ぼした。鎌倉幕府が滅びたあと【 ① 】天皇が行った政治を【 ③ 】の新政という。しかしこの政治は、幕府を倒すために命をかけて戦った武士を無視し、な~んにも役に立たなかった公家を中心とした政治であった。そのため武士の不満は高まり、その不満のエネルギーをまとめあげた【 ② 】が【 ① 】天皇を京都から追い出したため、たったの2年で終わってしまった。
そののち、【 ② 】は征夷大将軍に任命され幕府を開いた(北朝)。一方、京都を追い出された【 ① 】天皇は奈良で政治を続けた(南朝)。以後60年間北朝と南朝は争いを続けるが、【 ③ 】の新政から北朝と南朝が統一されるまでの期間を、室町時代の中でも特に【 ④ 】時代という。
①後醍醐 ②足利尊氏 ③建武 ④南北朝
