学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
年内の定期テストが終わり、
受験生の目標は
入試本番で点数を取ることだけ。
内申点はもうどうしようもないし、
逆に腹が決まって
目の前の勉強に集中しています。
こちらのすべきことの一つは、
取り組むテキストと問題の取捨選択。
これは千葉県では出ない、
これは本番で必ず取らねばならぬ、
これは本番では取れたら弱い他教科を助ける、
これはこの子は本番では厳しいと
よ~く取捨選択します。
ムダにできる時間はもうない!
だからこその取捨選択。
雑な指示は一切しません。
昨日の小学生男子。
国語の問題を急いで解いてます。
口で1秒、2秒と数えながら。
どうしたの?と聞いたら、
10秒以内で答えなさい
って問題だから急ぎました
とのこと。
ん?あれ?
問題を見てみると、
10字以内で答えなさい
と書いてありました。
ん~斬新!
小学生のかわいい間違いなのでOK!!
ほほえましいぜ。
中学生だったら
ワタシ泣くね~。
中途半端は絶対ダメです。
徹底的にやりこんでこそ結果が出ます。
(徹底的の基準=
これだけやってできなかったら
ワタシも生徒もあきらめがつく
レベルまでやり切る)
中途半端に時間をかけると
やった気にはなれます。
結果を待つあいだの気持ちは
けっこうやったから結果が出るだろ~
という期待だらけ。
で、出てきた結果はまったくダメ。
精神的な痛手はかなり大きい!
すると、もう勉強できない!
と生徒は思い込んでしまう。
学校のワークを一通り解いただけ。
それ以外の問題集も一通り解いただけ。
間違えた問題は解き直しをせず、
類題の演習もせず、
解説を読んだだけでわかった気
になってる。
結果なんか出るはずがありません。
学力向上委員会は
徹底的に取り組んで結果を出す。
そんな塾です。
どうして間違えたのか
説明できるようにして~。
今日も
小6男子の算数
中1男子の数学
中2男子の数学
で発したセリフです。
決して
まったくわからない問題や初めて解く問題で
こんなことは言いません。
言ったら鬼デス。
一度できた問題、
類題を正解しているのに間違えた問題、
「解説いらないですよ」って
生徒が目が泳ぎながら言った問題に限ります。
なぜ間違えたのかを探らせ、
もう一度解き方を辿らせることで、
理解は格段に深まり
ミスをしにくくなります。
何でもかんでも
スグに説明する優しさは
ホントの優しさじゃありません。
最近生徒に連発しているのが
解説してよ~攻撃。
間違えた問題をワタシが解説すると
キミはわかりましたって言うけど、
じゃ、先生になったつもりで
解説してよ~ってなると、
キミはハチャメチャなこと言うんだよね~。
(今日の中2生もそうでした~)
自分のコトバで相手を理解させられたとき、
その事柄が
自分のものになったと断言できます。
といった理由から
今後もこの攻撃を続けていきます。
決してイヤガラセではないのです!