学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
キホンいつもニコニコしてる。
キビシクない。
自習でお菓子食べてもイイし
休憩でスマホいじってたって、
やるべきことやってて
周りに迷惑をかけなければ
なんの問題もない。
自分のペースでどうぞ!
って感じ。
だけどね、
理由もなんもなく
宿題やってこない子に
次がんばろうね~
なんてニコニコできない。
それはインチキのやさしさ。
もしくは無責任、
あるいはわかってない大人。
だって
次の授業は1週間後。
宿題の提出がされたときは
1週間の遅れ。
宿題やってこない子には
そのとき出すべき宿題を出せてないから
コレまた遅れ。
宿題ナシ=授業の復習ができないから
理解と定着も薄くなる。
停滞すると
取り戻すのはキビシイ。
取り戻すためには
いつもの何倍もの時間と労力が必要。
で、実際
取り戻すのはほぼみんなムリ。
暗記系で失点してる子がいる。
それをどうにかしようと
小テストしたり
授業外で呼んだりしても
満点取る準備をしてこない。
こんなんで
次がんばろうね~
なんてニコニコして言えるワケがない。
高校受験で人生が決まるとは思わないけど
その後の選択肢の数と方向は変わると思う。
人生初めての分岐点がスグそばにあるんだから
それがわかっているコチラは
やはり無責任な笑顔をふりまけない。
どうしてもジジイになると
人はこうあるべきだ
中学生はこうあるべきだ
受験生はこうあるべきだって
なっちゃって、
そうなってもらおうと
細かく管理しちゃう傾向がある。
管理するのはイイと思う。
その子の気持ちの動きも
その子の勉強の進み具合も
その子の問題ごとの理解度も
細かく見ていくことがダイジ。
それが塾の仕事。
それしなかったらインチキよ。
ただ・・・
この管理ばっかりに集中しちゃうと
なんか息苦しい。
なんかツライ。
なんかつまらない。
明るい将来しかない中学生たちを
そうさせちゃいけない。
管理すること
一緒に走り切ること
夢と希望の光を
示し続けること
が、ジジイがみんなにするべきことと強く思う。
どこの中学校も体育祭。
体育祭は盛り上がりまくって
疲れまくって、
体育祭が盛り上がったあとは
今どきの中学生は
打ち上げするでしょ。
その打ち上げってダイジじゃん。
思い出になるし
友だちともっと仲良くなれる。
好きな子が来るかもしれないしさ。
だから行ってきなって思う。
(ハシャギ過ぎてのアクシデントだけは避けてくれよ)
そんな理由から
体育祭当日の授業は
振り替えしまくり。
連絡来ない子も
コチラから声かけて
授業の日にち変えてるよ。
ま、変わった塾かもしれないけど
そうしてあげたいんだよね。
ホントに小うるさいジジイだなって
自分で思う。
2分遅れて来た子に、
怒っちゃいないので
もちろん穏やかな口調でさ、
2分遅れるっていうのは油断だぜ。
そのちょっとした油断が
事故につながったり
試合中のプレーにつながったり
テストの結果に出てくる。
油断しちゃあいけない。
丁寧に丁寧に
物事を進めんだぞ~
と話してる。
まじでうっせーな~と
思われてるかもしんないけど、
一事が万事だから
じじいは明日も言い続けるのさァ~。
この塾は小うるさいじじいの塾なのさァ~。
塾のスタイルはもちろんダイジ。
それと同じくらいダイジなのは先生。
1対3以上だと先生の良さは
あまり生徒に伝わらない。
どっちかって言うと
先生じゃなくて管理者だから。
授業はしない(生徒多くてできない)からね。
1対2以下だと
やはり先生はダイジ。
大学生のバイトの先生はイイ。
若いし、勢いもあるし、
アタマの回転バツグン。
年齢が近いのがホントにイイよね!
弱点は(もちろん全員じゃないけど)
入試問題を研究してないから、
どこまで教えればイイか
どんな教え方がイイかがわからないこと。
本業は学生さんだから
学生先生のせいじゃない。
どうしてもキビシイのは
授業のときしか生徒と関わってないってこと。
授業で盛り上がっても、
その子に最適な宿題の提示と管理
その子が今すべき自習の提示と管理
テスト前であわてる学校ワークの管理
次の授業までの1週間の学習管理
どのレベルまで必要かの定期テスト分析
成績UPに絶対必要なお母さんとの連携
成績とデータと経験が必要な進路指導
は、できない。
授業は塾の仕事の一部。
それ以外がけっこうあるんだ。
コレを全部学生先生にさせるのはヒドすぎる。
だから、
教室唯一の社員である教室長が
上記の仕事を全部する。
けど、
その子と一緒に勉強してないから
その子の本当の姿がわからないので、
上っ面の対応になる。
模擬試験の判定だけを見ての
上っ面の進路指導になる。
このことに悩んでいる社員先生はいる。
構造的な問題なんだよね。