学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
一人ひとり
引っかかるところが違う。
その引っかかりを取ってあげれば
ス~ッと理解は深まっていく。
この仕事が長いもんだから
たぶんこの辺で引っかかってるんだろう
って思っちゃうけど、
その子のノートを見ると
意外なところで間違えるし、
話してみると
今のメインテーマじゃないところで
引っかかっていることがある。
百人百様って言ったら
ちょっと大げさだけど、
ホントにさまざま。
なにに引っかかって先に進めないかを
その子自身がわからないときもある。
タップリ話しながら
考え方を確認しながら
その子のちょっとした反応を見逃さないようにしながら
ときにはじっくり待ちながら
1つずつ引っかかっている箇所を探す必要がある。
深く理解したいなら
スッキリ理解したいなら
やっぱり1対1でやるしかないな~って、
宣伝しようってワケじゃなく
今日はつくづくそう思った。
「わかった」って
かるく言うなよ~。
わかったって言ったら
その問題の捉え方から
正答までの道のりまで
ぜんぶオッチャンに話してもらうぜ~。
んで
話せなかったら、
わかったって言うなって言ったべ~
わかった=正答までの筋道を話せる
コレがウチのやり方って言ったべ~
同じ問題似た問題が出たら
ぜってえ取るんだから
話せなきゃダメだべ~
とイチイチ小うるさい。
「わかった」の定義が
ウチの塾は違うんだべ~!!
ある生徒。
今日は英単語テストの準備を
ちゃんとしてきたらしく、
授業終わりかけに
「時間ないから、テスト来週でOK?イヤ?」
と聞いたら、
「イヤです」
とハッキリ回答。
いつもと逆で笑えた。
ま、そりゃそうだ。
せっかく授業直前まで
ずっと見直ししてたもんね!
じゃあ、やりましょう!!
んで、
結果1問間違え(;^ω^)
全問正解じゃないところが
人間らしくてナイス!!
役割分担と
密な連携が必要です。
小学生はまだまだイケるけど
中学生は親の言うことを聞かん。
絶賛反抗期~!!
でも他人のオッサンの言うことは
イヤイヤでも聞く。
だから
お母さんの担当は
ニコニコとグチを聞く
オイシイご飯を作る。
ワタシの担当は
小うるさく言う
すべきことをやらせる
お母さんのその子への要求を
コチラが指示した体にして実現する。
この役割分担が
イチバンなのさ!!
お母さんのストレスが少し軽減されるし
勉強の指揮系統も統一されるしね。
で、
この役割分担のためには
お母さんとの密な連携が必要。
情報を共有し
目標を共有し
ヤマを設定し
一緒にその子を押し上げていく。
コレで勝てるし
コレでなければ勝てない。
そう確信しています。
《続き》
さらに
中学生のみんなには
宿題を解くだけでなく
間違えた問題に対して
追いかけることを求める。
①まず解説を読む
②理解できなければテキスの例題に戻る
③それでもわからなければ教科書やネット等で探る
④どうしてもわからないときはコチラに質問する
ココまで自分で追いかけないと
身につかない。
(A)間違えたから質問すりゃイイや
(B)追いかけて追いかけたけどなぜかわからない
コチラが解説したときに
身につくのは(A)(B)どっちかって、
そんなの考えるまでもない。
もちろん、
この問題そんなカンタンにわかる問題じゃないべ~
ってときは、
コチラから逆質問で思考経路の確認。
こんなに宿題って
価値が高いのよ。
ココまで活かさなきゃもったいない。
ただ宿題出してるだけの塾も
ただ宿題やらされている子も
ワタシには信じられないんです。