学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
英語ができない
と嘆く子がいる。
そんなときは
その子の問題用紙と解答用紙を
つぶさに見る。
そうすると
文法わかってるけど
単語が書けてない
ってことがメチャクチャ多い!
それってさ、
英語が苦手なんじゃなくて、
英単語を覚えていないだけ
=毎日英単語の書き取りせず
だけってことがわかる。
だからウチは書き取りを宿題にしてます。
大騒ぎしてはあきまへん。
ただ頑張るのではなく、
原因をハッキリさせて
それをクリアする具体案を示す。
コレが大事で、
コレができるのは塾だけです。
1回説明したのち、
コレだけおぼえろよって
短くまとめたものを
ノートに書かせても、
それを覚える
それを使いこなせるってことを
スグにできるようになるワケがない。
中学生はそんなもんじゃい!!
大人からすると
1回言ったんだから覚えるだろう
と思うかもしれないけど、
中学生は忙しいんじゃ。
部活も委員会も体育祭実行委員も
遊びもLINEもYouTubeも
やらなきゃいけないことが多い。
おまけに
中1.2だと勉強は他人事って子が多い。
それをわかって
コチラは繰り返し繰り返し
同じことを話す!また話す!
で、間違えたらまた話す。
(この執念が塾には必要です)
こうやって時間をかけると
根拠あるルールを
使えるようになるとです。
でもね、
英語ってやっぱり根拠あるルール。
中2で
I will give you an orange.
を書き替えるとき
I will give an orange to you.
になるけど、
「~へ」と同じ意味を持つ
toを使うかforを使うかだって
根拠あるルールを使えば
暗記なんてまったく
いらん!
暗記は英単語だけにして、
根拠あるルールを理解させて
活用させるようにしてあげればイイ。
そんなもんなんです。
教えているワタシは英語ギライでしたから
コレがわかって気持ちが落ち着いたっす。
勉強がバリバリできる人だと
そこまで考えなかったはず。
つまりワタシは
勉強のできる子じゃなかったんだよ~ん(^^)v
ある塾に就職したとき
そこの英語の主任が
指導の仕方を教えてくれたけど、
こんなとき使う動詞は語呂で覚えよ~!
なんてニコニコ顔で言っちゃってる。
じゃあなんでその動詞を使うのかなんて
ひとことも言わない。
この人は中学生を勉強ギライにする。
そして
本人はそれに気づいていない。
英語地獄は
ココにもあった!!
英語には
すべて理屈がある。
そしてその理屈は普遍。
そんなこと誰も教えてくんなかった。
学校の先生の授業も
塾の先生の授業も
参考書も
カタチは教えるけど
そうなる理由は教えてくれない。
そういうもんだから覚えろ。
単語はすべての意味を覚えろ。
ずっとこんなカンジ。
この英語地獄はケッコー続いた…