学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
英語の伸びていない子の共通点。
それは【英文法は暗記でしょ】という
誤った考えを持っている点。
たしかに以前働いていた塾では
しきりに文法を暗記させようとしていました。
でもそれは違うなぁ~。
動詞+人+もの の文を
動詞+もの+人 に書きかえるとき、
toとforどちらを使うか?
これは悩む!
暗記してしまっても対応できるけど、
①混乱する
②toとforの本質的な違いがわからず他に活かせず
③英語がつまらなくなる
といった理由で、
学力向上委員会では暗記を排除し、
ちゃんと原則の説明をしています。
これがわかれば暗記なんかいらん!
原則がわかればスラスラできる!
そんなもんですよ。
テスト直前の弱点補強には要注意。
弱点補強は素晴らしい行動。
が、入試にしろ定期テストにしろ
テストは合計点で勝負。
弱点補強は時間がかかるのは当たり前で、
そうすると
本来得点がバチっとできる箇所への取り組みが
弱くなってしまう。
すると合計点は落ち、
順位が下がったり
入試なら落ちたり…。
ガムシャラに勉強する姿は崇高!
なれど、
それをそのまま放置してしまうのは
塾の先生としては未熟で無責任。
ワタシもよくよく気を付けています。
小5男子「計算間違えた~(満面の笑み)!」
でゴマかされませんぜ~。
ホントに計算違いか、超アヤシイっす。
試しに式を言わせてみると…。
ほらね、式がひとつ抜けてるさ~。
文章題の読み取りが甘い!
たくさん問題解かせるのは次の段階。
まずは間違えるか間違えないか
ギリギリの問題で悩ませる。
そうやって読み取る力をつけます。
丁寧に進めていかないと
せっかくの能力が開かんのです!
▲さっき終わった授業で感じたこと。
お子さんはケアレスミスが多いので、
点数がなかなか伸びません。
なんて言っちゃう先生はアウト!
ミスの原因は理解の浅さかもしれないよ。
実際に計算の方法をわかっていない子って多い。
通分して求めなければいけない文字式の計算を、
方程式を解くように
分母を消しちゃうってのが代表例。
中3でもたくさんいるんです。
ちゃんと子どもの答案見た~?
ってその先生に聞きたい。
さらに言うと
生徒がミスをするのは当たり前。
それをどれだけゼロに近づけるかが
塾の先生の力量。
解かせる問題を選び、
時間を取って解かせて、
間違えていれば検証をし解説。
で、さらに演習。
時間のかかる作業を
丹念にしたかい?って聞きたい。
冒頭のセリフが出てきたら、
それはおススメできない塾の証です。
最近保護者の方とお話ししながら、
ふとこんなことを思いました。
奇抜な方法なんてなくて、
ちゃんと授業をして
ちゃんと宿題の間違いを把握して
間違いの原因を明らかにしながら再度解説。
そのあとは
ちゃんと類題をたくさん解かせて
ちゃんと都度確認していく。
こうすればちゃんと点数は上がる。
中1の女の子は
今回の定期テストで
40点台から79点にアップ。
当たり前のことをちゃんとする。
これが学力向上委員会の特長です。