学力向上委員会のほぼ毎日日記。千葉市中央区の超小さな塾から脈絡もなく発信中です。
正論ですよ。
お母さんの
数学は問題をイッパイ解けばできるはずだ!
の考えは。
でもね、
ワタシがこの仕事を始めた20年前と違って、
今は1から10まで教えなきゃいけない子が多いんです。
今日の保護者面談の一コマでした。
なので、
勉強への心構え、
ファイルの整頓の仕方
から、丁寧に指導してます。
コレ、基本かつ重要事項です。
前回は計算問題を落としまくっていたので、
点数にはなりませんでした。
(マジか~!!とわたしは猛省!)
で、今回は計算練習を超徹底的に行い、
計算問題全問正解で
平均点を8点上回りました。
数学が苦手なお子さまですが、
今後平均点+15点以上を狙うなら、
引き続き計算をカンペキにし、
文章題・応用問題にあたっていかねばなりません。
今週月曜日の中1お母さんとの面談での一コマでした。
安さを強調する塾はちょっと不安。
どこの塾も会社ですから、
利益を上げることが目的の一つ。
それなのに安く売るってことは、
どこかで少ない利益の分を補填してるということ。
①個別指導と言いながら1対3以上
(人数を多くして利益を上げる=指導はゼッタイ不十分)
②社員(教室責任者)が2.3年で辞める
(原因は授業+営業+事務の長時間労働なのに安い賃金)
①②一つでもあてはまったら
無理をしている塾です。
無理をしている塾の指導はとっても雑になり、
成績は上がりません。
オーナー以外、誰も幸せになりません。
塾でよくある場面。
授業終わりのチャイムが鳴ると、
担当の先生が
「じゃ、残りは宿題ね~」
って言います。
これダメですよ~。
その先生は計画性のない授業をし、
意図のハッキリしない宿題を出している、
ということが明らかです。
宿題は超重要!
授業は1週間にわずかな時間のみ。
それを有効なものにするのは宿題(家庭学習)。
授業並みに『何を宿題にするか』と神経を使わなきゃ!
これが学力向上委員会のポリシーです。
点数を見て
良かったら褒めて
悪かったら怒る。
その気持ちはもちろんわかるのですが、
悪かった時こそ
よ~く見ないといけません。
平均点との差、
間違え方、
配点などを
分析すべきです。
少し長い目で見てくださいね。
今回の点数は良かった生徒のお母さんとの
保護者面談での一コマでした。
一喜一憂するだけでは生徒がかわいそう。
これも学力向上委員会のポリシーです。